弓道で使う弽になります。 使用期間は2年です。 革は柔らかく、まだまだ現役で使えます。 白で隠した部分は、前の所有者の名前が入っています。 弽帯は色移りがないようエクセーヌの弽帯です。 前の弽帯は経年により革が固かったので交換しました。 どうしても四ツ弽が合わないと感じ、手放す事にいたしました。 銘:無(三慶作の可能性大) サイズは写真をご参考ください。 下弽をつけて差した際に、ちょうど私の手がフィットするくらいです。 詳細: 三慶の四ツ弽である可能性が高いです。 自身で使用しようと考えていたため、征矢弓具店に修理を依頼しました(帽子皮・包革・腹革の交換(お金がなかったので普通仕上))。その際に征矢さんにどなたの弽であるか伺ったところ、「グレードはそこまで高くはないが、三慶さんの作品である可能性が高い」とのことでした。 現在、中指の糸が綻んでいるため、三慶修理を得意とする征矢弓具店で修理をお願いするのが良いと思います。 私自身、縁の縫い方や、床に置いた際に自然と曲線ができて手の形になる感じが三慶作の芸術的な部分であると感じております。 前の所有者曰く、台革の切り方・腰の×の縫い方が昔の三慶に似ているとのこと。無銘なのは弓具店に卸していた時代の古い弽であるからと推測されていました。 三慶さんの四ツ弽自体数が少ないためとても貴重なものです。征矢さんに台革交換・もしくは写の製作を依頼して自身で使うか骨董として保存しておくのも良いかと思われます。 商品に関する質問など気兼ねなくコメントください。